インストラクター日記

人に寄り添う植物の愛

2012/08/16

こんにちは、大森店インストラクターの師岡です。みなさん夏バテなどは大丈夫ですか?


これを書いてる今は、やや涼しい日なのですが、もうしばらくは暑い日が続きそうです。
エアコンで体が冷えたり、熱さが体にこもったりで、季節は熱いのですがホットヨガで汗がかけるよさをひしひし味わえる季節でもありますね。

私は、先々週くらいに一週間ほどとても体がだるかった日々がありました。いわゆる夏バテ。

ちょうど「土用の丑の日」あたりだったので、ちまたにはうなぎが出回っていました。
見ると、なんとなくうなぎが食べたいような気分もなくはないのですが、
でもなんだか今の自分には違う感じもし、


「ほんとうに食べたいものはなんだろ・・・」


と体に聞きながら日々すごしてました。
(ちゃんと対話しないと、疲れ感に任せていらんものを食べてしまったりするんですよね、冷たすぎるものとか必要以上に甘いものとか。)

体にそう聞くと、だいたいスイカやトマトや梅干し&ご飯だったりしました。

果物や野菜というのはとてもよくできていますね。
その季節の体に合わせた作用を体に与えてくれます。

スイカは喉の渇きをおさめながら利尿して体内の暑熱をとってくれたり、抗酸化、血圧下降などを促してくれたり、
メロンは存在そのものが夏バテ対応果物で、むくみをとったり、胃の機能を修復してくれたり。
枝豆は過剰な熱エネルギーをさまし、体内の余分な水分を排出してくれるし、
私の好きな梅干しは、豊富なクエン酸が疲労回復に最高です。

スイカ、ほぼ毎日食べてます(笑)
体がスイカ模様になってくるかな、そのうち。

・・・植物から人間への愛・・・


季節の果物や野菜って、人間の生体にとって「その時期に必要な作用をもたらす」ものを展開してくれますよね。
それって、よーくよく考えるとすごいことだと思いませんか?
だってそれって人間に対して、「健康に生きて存在してくださいね」っていう植物からの表明ですよね。地球からのエール。

「今はこれ食べとけば、暑い時期過ごせるよ」とか、
「この地域は一年中寒いから、こういう野菜を食べてれば生きていけるよ」とか。


そうやって、毎季節、毎日、毎食、人間の体と心に寄り添ってくれる果物と野菜、植物たち。

もしみなさんの家に庭があって、地面からなにか勝手に生えてきてぐんぐん伸びたり実ったり、例年よりもアロエがばんばん生ってる!とかがあったら、
それは多くの場合、「この家の人には今これが必要です」と生えてきてくれたものなのはご存知ですか。
薬草とはそういうことで。

土や空気を介して、草木がそこに住む人の体と心に必要なものが生えてきてくれます。植物にとっては、「共存」「共生」が当たり前なので、そこに生きてる人間に健康(健全・純)な波動を出してもらえるように、助けになろうとします。

私の子どもが通う保育園は、以前園舎の隣に空き地がありました。
そこに、ある年だけが去年まではなかった花がわーっと生えた時がありました。
きっとその年の園児たちに必要なものが生えてきたんだろうな、と思って眺めました。
食べるか、なにか処方すればいいんでしょうが、さすがに都会ではそこまではしないでしょうね。
私が子どもの頃は、川べりの道、土手に咲く花の蜜をすったり茎をかんだりしていました。(野生児!でもほんとに、みんなそうしてた。今はしないのかな、そういうの。)

数ヶ月前、仕事ですごく疲れて体調も悪く、片目が晴れ上がってしまっていた友人がいました。同じタイミングで彼女の家の庭に、どくだみの花がいっぱい咲いた、と聞いた時には、「じゃあ飲んだらいいよドクダミ茶!」と即答しました。
どくだみは腫れはできものにもいいんですよね。庭のどくだみを採ってそれを処方して飲むのには知識と技術がいるだろうからそこまでしなかったとしても、せめて「どくだみが今必要なんだ」というメッセージだけは受け止めて、市販のお茶でもいいから摂ったらいいと思います。

ちゃんと、そこで何が起きているのかを知っている土と植物たち。
近くで生きる人間に、その時に必要なものを教えてくれる植物。
これって、愛、以外のなにでもないですよね。
こういうことにいちいち感動せずにいられない。

 

まあ都会ではいろんな波動が織り混ざっているので、全て上記にあてはまるとは言い切れないし、じゃあ!と言って生えてるものをてきとうに食べたりはできないでしょうけど、それでも、
「なにがどう生えてこようと、そこにいる人間を反映したものが育ってくる」
のは確かだと感じます。
精神も反映してる。


今、我が家を取り囲むように、黄色い花が野生的に伸びて来て咲きまくってます。名前はわかりません。でもきっと、ここに住む人に黄色が必要なんだ、と思い、第三チャクラ(お腹、対応色が黄色)を大事にするようにしてます。


人間って悲観的なことに感情移入して喜ぶ傾向もあるし、時として自分たち人類を「悪者」にする傾向もあります。
“人間さえいなければ、地球環境は・・・”、みたいな。
人間とはもともと罪な存在だ、みたいな。
いろいろ理由をつけて人間の存在を否定したがる傾向もあるのですが、
私は、ぜんぜんそんな風に思えません。

この地球って、人間への愛であふれているなあって思います。
100歩譲って悲観したとして(本心ではしないけどね!)、もし人間を傷つけるものがあるとしたら、人間が造ったものが人間を傷つけて弱らせて疲れさせていると思います。それも通過するプロセスとして良いでも悪いでもないと思っていますが。
便利なものはいっぱいあるけど、私たちが本当に癒されて、心と体と魂が再統合されるには、「自然に還る」のがね、やっぱり最終的な道だと思います。

でもそれって山の中こもったり、都会を捨ててみんな田舎へ、とかそういうことだけじゃなく、今いるところで自然に感謝して、どんなに都会に暮らして慣れきったって、細胞の奥の方ではいつでも自然を渇望していることを認めて、都会の中でも触れられる自然に感謝したりコミニュケーションをとったりして、生きやすくしていくことかなって思います。
自分の食べてる果物や野菜が、日々自分たちの心と体を「生きやすいように」作用してくれているという真実を味わってみたり、花が心を休ませてくれるという真実に感覚まるご
ろ寄り添ってみたり。そういうリアリティに、心と行動と言葉をフィットさせていく。

日本は四季がはっきりの国なので、季節ごとにそのメッセージと愛をバラエティ豊かに受け取れる国ですね。


夏、もうしばし暑い日々かと思いますが、みなさんご自愛ください。
季節の野菜と果物と、身近で私たちを励ます植物たちに感謝をこめて。


とくたみ.jpg

ワークショップのお知らせ

「チャクラ瞑想」

8月29日(水)
LAVA新橋店にて

今年もあるよ!「LAVAフェスタ」2012
≫詳しくはこちらにて 

ああいいなあ、地球って。
涙がでちゃう。

みんな素敵な夏を。


ナマステ〜

peace!!

師岡絵美里

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