紙からWebへ、新しい媒体として生まれ変わろう
皆さん、こんにちは。YogaFull編集長の満月です。
これから数回にわたり、このYogaFullが生まれる前のお話、誕生するまでのことを少しお話させていただきたいと思います。
実はこのYogaFullが生まれる前、私はホットヨガスタジオLAVAにて2011年7月に創刊された、会員様向け『LAVA Life』という会報誌の編集長を担当していました。
「もっとヨガを好きになって、もっとLAVAに楽しんで通ってほしい!」そんな想いを込めながら、新しいレッスンの紹介やヨガポーズの解説、瞑想などについて企画し、年4回発行をしていました。
おかげさまで毎号毎号、会員の皆さまに喜んでいただき、創刊当初は8ページほどだったLAVA Lifeも、現在は40ページにまで増え、読み応えのあるものに変化していきました。
※LAVA Life vol.32の表と裏表紙。
保管できる情報から、すぐに伝わる情報へ
ヨガとは、いかに毎日を心地よく生きるのか、そのためにはどのポーズをして、どういう考え方をしたらよいのかを教えてくれるものです。そして私たちの心とカラダの状態は毎日変化していくので、ここでヨガが終わり!というものもありません。
なので、「一度ヨガの魅力に気づいてしまうとやめられなくなる」というのも、理解ができます。
そこには必ず、想いや物語がある
届けたい情報が増えるにつれ、ちょっと困ったことも起こるようになりました。それは「スピード」です。時代の流れはどんどん早くなり、インターネットが主流になるなかで、私たちが届けたい情報も、年4回の発行では追いつかない、また発行するタイミングではすでに情報としては古くなる、ということもしばしば。
でも、ヨガのポーズ解説・カラダの使い方などは時間がたっても大きく変化することはありません。創刊当時のLAVA Lifeのなかにもヨガをはじめる人にとっては知りたい情報がたくさんあるため、創刊当時からのバックナンバーをホームページ上で公開していました。
ただ、なかなかそこにたどり着けず、またたどり着いても字が小さくて読めない!…などということもあったりして、環境も良くありませんでした。
そんな問題を抱える反面、紙媒体には紙媒体で、とってもいい面もあったんです。企画側としてはページごとにデザインが違うので、特色を打ち出せたりデザインの工夫を楽しめたり。読み手としては、ページをめくるごとにワクワクしたり、ヨガ仲間にプレゼントできたり、何より大切に保管できるという安心感もありました。
でも、今の時代の流れや、伝えたいことをあれこれ考えながら発行していると、「会員の皆さんに一番良いことって、届けたいことって何だろう?」と考えたときに、「ヨガやヨガに関する情報をいち早く届けたい!」という想いが一番に浮かんできたんです。
※8年間のLAVA Lifeの歴史がここに
そこで、2019年7月号 vol.32の発行を最後に、思い切って紙媒体からWeb媒体へ装いも新たに、再出発をすることに決めたのでした。
ココロもカラダもトトノエル「Tonoel」との出会い
Web媒体に生まれる変わることが決まり、最終発行も終了し、いよいよWeb版としてLAVA Lifeを立ち上げていこうと試行錯誤しているなか、私は思いもよらぬ大きなプレゼントを手にすることになりました。
それは、ヨガの資格取得を中心に展開していたFIRSTSHIP(グループ会社)が、2019年8月にホットヨガスタジオLAVAに統合をしたことです。当時FIRSTSHIPは、ココロとカラダを整えることをテーマにしたWebメディア「Tonoel(トノエル)」をすでに運用していたので、統合するということは、イコール私たちもそのWeb媒体の情報を活用できるという大きなメリットがあったんです。
LAVA Lifeの中で眠っている、「ヨガやカラダの使い方」の情報をよみがえらせ、さらにそこへTonoelで紹介していた情報が合わさったら、もっと多彩で視野の広いWeb媒体ができる!と私は胸を躍らせたのでした。
つづく・・・
次回は、YogaFullという名前の誕生物語をお届けできたらと思います。
どうぞお楽しみに!