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心とカラダの巡りを整える 羅さんの未病予防ってなぁに?

皆さん、こんにちは。「羅さんの未病予防ってなぁに?」東洋医学普及活動家の羅予澤(らよたく)です。

東洋医学の考え方をもとに、未病予防や体質改善について、さまざまな事例を交えてご紹介していきますね。

~ 経絡はどこ? 

前回、【東洋医学を学ぶシリーズ】経絡とは –その1-では、【東洋医学とは】東洋医学と西洋医学の違いや、経絡とは通り道、つまり空間のネットワークであることをお伝えしました。

では、「経絡」の流れるカラダの空間とは、どこにあるのでしょうか。

骨と筋肉の間の隙間、これは肉眼でも見える空間(分子にとって十分な広さ)です。また、皮膚の表面には、顕微鏡で確認できる空間があります。

この隙間の空間を通し、汗をだし、呼吸もします。皮膚は呼吸器の一つです。この隙間の空間を通り、ガスやエネルギーも出入りしています。

体内の気は、カラダの隙間を通して外の気と一体となり、連動しています。

また、広い意味での経絡は、体の中の隙間(空間)だけでなく、カラダの外の隙間も経絡の一部と考えます。

体表の空間にも経絡はあるのです。

たとえば、足を失ったのに「足が痛い」と感じる方がいます。これは、肉体としての足は無いけれど、経絡は存在し、エネルギーが通る道に異常が起きる事により痛みを感じるのです。

西洋の解剖学の考えからするとありえないことですが、東洋医学の経絡の考えからすれば当然の事です。足が無いのに足が痛いなんて気のせいじゃない!?と扱われそうですが、確かに「気」のせいなんです。

この事と同じく、病院の検査では正常なのに、様々な不調があるというのはよく聞く話です。

気の状態が悪くなると色々な機能が正常に働かなくなり、様々な不調を引き起こすという事です。

~ どうやって経絡を見つけたのか? ~

では、私たちの先人は、精密な機器も無く、どのようにしてこの経絡を発見したかというと、特殊な能力を備えた人間による発見、先天的な能力を持っている人間によるものと思われます。

また、修行(気功・瞑想・太極拳・・・)によって得た能力により、気の流れを感じ、その変化をみることができるようになる人もいます。

そのような方法で先人たちは、目に見えない「気」の流れを見つけたのではないかと思います。

経絡自体は、科学技術の発展により、様々な方法で経絡の存在は証明されました。ただし、経絡の存在は証明できてもそのメカニズムは、現在も解明されていません。

今から5060年前に、音による実験、電気による実験、生物化学による実験、放射線による実験など、様々な方法によって各国で経絡の存在について研究がされ、生きている人間のカラダの中には経絡が存在することが科学的に証明されました。

~ 経絡治療のいろいろ~

経絡の知識を使った鍼灸治療については、東洋医学の経典【黄帝内経】に記録が残されているものの、その発見がどこなのか、いつなのかはわかりませんが、黄帝内経の記録以前に、既に経絡の知識が世界で使われていたことは、間違いありません。

この経絡の知識は、現在も健康を維持するために全世界で使われています。

針灸治療は、発祥の地 中国だけでなく、日本、韓国などアジア、アメリカ、ヨーロッパの諸国で公認の治療法として普及していますし、推拿・按摩・指圧なども、経絡の原理を応用した治療法として世界各地で活用されています。

次回は、経絡の現象や経絡の分類などについてお話しします。

皆様の未病予防と健康増進に役立てば幸いです。

次回もどうぞお楽しみに♪

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