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こんにちは!
フードヘルスコーチの安井シンジです。

8月になり暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?夏はレジャーや花火大会など楽しいこともたくさんありますが、やはり夏の強い日差しは、なかなか過酷ですね。

僕も今年から日傘男子デビューしました。

なぜ今まで日傘をささなかったのか・・・と後悔するくらい日傘の効果に驚いています♪
もう手放せません。

夏に増える「隠れ冷え性」。夏こそ食べたい「生姜」

さて外の暑さとは裏腹に、この時期のもう一つの悩みである「隠れ冷え性」。

一日中クーラーの効いた室内で過ごすことも多く意外とカラダが冷えている、という方いませんか?

特にオフィスなど自分で室温を調整しづらい方は、真夏なのに腹巻・手袋・レッグウォーマーなどといった防寒グッズを身に着けて仕事をされている方も・・・。

そこで今回は夏こそ取り入れたい食材「生姜」を取り上げます。

ご存知の通り生姜にはカラダを温める効果があり、隠れ冷え性でお悩みの方には是非おススメしたい食材です。

今日は生姜の効果や取り入れ方などについてご紹介していきたいと思います。

紀元前から愛され続ける「生姜」の魅力

香味野菜・薬味として和食にも欠かせない生姜ですが、生姜は世界中で親しまれる野菜の一つ。

アジアではスパイスとして味の決め手となったり、欧米ではクリスマスに作られるジンジャークッキー、西アフリカや中央アフリカのピリッとスパイシーな料理にも欠かせない食材です。

実は野生種が確認されていないため、原産地は、厳密には分かっていないそうですが、紀元前から薬草として使われてきた記述も残っていて、古代から人間にとって大切な食べ物だったことが分かりますね。

冷え性対策には、生の生姜より、加熱した生姜が良い!

生姜と言えば 「カラダを温める効果」がある、というのは皆さんご存知かと思います。ただ食べ方によってその効果がちょっと変わってくるため、そのポイントをお伝えします。

まず、生姜に含まれる代表的な成分は「ジンゲロール」と「ショウガオール」。

これらは生姜に含まれるフィトケミカルの一種。フィトケミカルと言えばポリフェノールなどが有名ですが、植物が作り出す化学物質の総称で、紫外線や害虫などから自らを守る働きをするものです。

このフィトケミカルは私たち人間の健康にとっても非常に有効な成分なんです。

・ジンゲロールの成分と効果

 発汗作用/解熱作用/血流改善//頭痛・吐き気の軽減/免疫力向上/抗酸化作用/殺菌作用/抗炎症作用など

・ショウガオールの成分と効果

 発熱作用/脂肪燃焼作用/消化吸収促進/免疫力向上/抗酸化作用/殺菌作用/抗炎症作用など

実はこのジンゲロールショウガオールは生姜の状態によって含まれる成分が変わります。

ジンゲロールは生の生姜に多く含まれ、加熱をすると一部がショウガオールに変化するため加熱した生姜にはショウガオールが多く含まれることになります。

また、乾燥した生姜にも、ショウガオールが多く含まれます。

ジンゲロールとショウガオールは似ているようでまるで別物

ここで重要なポイントをお伝えします!

ジンゲロールには発汗作用があり、ショウガオールにもカラダを温める発熱作用があるので、どちらも冷えを改善する効果が期待できそうですよね?

ですが、ジンゲロールの作用である「発汗」は、カラダの熱を放出するために起こる生理現象です。

ジンゲロールに含まれる辛味成分でカラダがカッと熱くなるため、体温は上がりますが、汗が出た後は体温が下がって、カラダが冷えてしまいます。

つまり、「冷えの改善」という意味ではジンゲロールが多く含まれる生の生姜は、あまり好ましくないと言えます。

積極的に取りたいのは、ショウガオール

一方で加熱もしくは乾燥した生姜に多く含まれるショウガオールは、カラダの深い部分で熱を作り出す効果があります。

カラダを内側からじんわりと温めるため、冷え性対策にはショウガオールが多く含まれる加熱もしくは乾燥した生姜が優れているというわけです。
※ちなみに加熱温度は80度程度が目安

「生姜を食べてカラダがぽっかぽか」という表現を耳にしますが、厳密にいうと「加熱・乾燥した生姜を食べてカラダがぽっかぽか」が正しいと言えますね。

ほかにも効果がたくさん!夏に嬉しい生姜のパワー

カラダを温める効果がある生姜ですが、他にも驚きの効果がたくさんあります!

殺菌作用、食中毒予防

殺菌効果は生の生姜に含まれるジンゲロールによるもので、この時期は食材に生の生姜を入れることで、食中毒予防が期待できます。

夏バテ予防

夏バテになると消化不良を起こしたり、胃もたれや食欲不振になってしまいます。「ちょっと調子が・・・」となった時は生でも加熱でも良いので生姜を食事に取り入れてみてください。
また、シネオールという生姜に含まれる香り成分は、食欲増進や疲労回復にも期待できます。

むくみ解消

汗をたくさんかく夏場は水分をたくさん摂りますが、空調の入った室内に入った途端、カラダに水分が溜まり、むくみが出てしまうことも・・・。
ジンゲロールには発汗作用があるため、生の生姜を食べることでむくみの解消が期待できます。

夏風邪予防

ジンゲロール・ショウガオールは免疫力向上が期待できるため、夏風邪をひきにくいカラダに。また生姜には免疫に関係するビタミンB1・B2も含まれるため、普段の食事で、意識的に取り入れたいですね。

ただ、食べ過ぎには注意が必要!

生姜は刺激が強い食材なので、食べすぎると腹痛や胸やけなどを起こす可能性も!

一日の適量は生の状態でスライス5枚程度、すりおろした場合は小さじ1杯ほどです。一度にたくさん食べるのではなく、普段の食事にすこしずつ取り入れるのが良いですね♪

いかがでしたでしょうか?

次回は生姜を使った美味しいレシピをご紹介します!
大地の恵みをいただいて、心とカラダを元気にしましょう!

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