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私たちのカラダは食べたものでできている!

こんにちは。フードヘルスコーチの安井シンジです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

リモート業務によりおうち時間も増えたことで、自炊をはじめ、ご自身の食生活を見直す機会が増えた人もいると思います。

僕の信条のひとつ「食べたもので私たちのカラダはできている」を、僕自身が改めて再認識しています。

皆さんも、この期間を上手に活用して、食べているものを見直し、食べ物(食材)を知ってみてはいかがでしょうか?きっと、食事をする時間がもっと楽しくなるはずです。

改めて、旬を考えよう!心とカラダにエネルギーがみなぎる旬の野菜

さて、このコラムでは毎回旬の野菜のお話をしています。旬の野菜は栄養価が高く、お手頃な価格で手に入るためとってもおススメ!そして、もう一つお話したいのが旬の食べ物は粋が良い、エネルギーがみなぎっている(元気が良い)ということです。

太陽と大地のパワーをしっかり吸収して育った旬の野菜はとてもエネルギーがみなぎっていて元気なんですね。

その元気のある、旬の野菜を食べることで、心とカラダにエネルギーがみなぎり、心身ともにバランスの取れた良い状態を保つことができるようになります。

今の時代、保存・保冷技術が発達し、配送ルートも確立されているので、1年中いろんな野菜を食べることができます。1年中食べれる野菜にも旬があり、その中でも旬の野菜がスーパーには並んでいます。

どんな旬の野菜があるか宝探しをするようにスーパーや八百屋さんに行くのも面白いですよね。

そんな元気のよい旬の野菜を食べて、健やかな心とカラダを手に入れましょう!

大人の味、春菊はお好きですか?

さて、本題です。本日ご紹介する旬野菜は春菊。

春菊は、春になると上の写真のような黄色いきれいな花を咲かせるためその名がついていますが、葉の食べ頃である旬は11月~2月頃、つまり冬です。

ちなみに春菊と菊菜は同じ野菜。主に東日本では春菊、西日本では菊菜と呼ばれています。(厳密に言うと本来は品種が異なり、形や味、香りが異なるようです)

春菊はその独特の強い香りが魅力ですが、この香りで好き嫌いが分かれる野菜ですよね。僕も子供のころは苦手でしたが、大人になって味覚が変わると春菊のクセが好きになりました。

春菊を食べて美味しいと感じたとき、「あぁ、歳を重ねたな~」としみじみと思ったことを覚えています。

美味しい春菊は濃い緑をしていて、葉の先までみずみずしくツヤとハリがあります。黄ばみや黒ずみがあるものは鮮度が落ちているサインなので、選ぶときに注意しましょう。

また葉のギザギザが深くシャープなものは苦味が強いという特徴があるので、好みによって選び方を変えてみてくださいね。

意外と知られていませんが、春菊は生でも美味しくいただけます。旬の春菊は葉も柔らかくサラダで食べるのがおススメ!生で食べた方が苦味を感じにくいため、独特のクセが苦手な方は是非生で食べてみてください。

だてに「クセ強めなキャラ」じゃない。実力ともなう春菊のすごい効果

では春菊の効果を見ていきましょう。

漢方では「食べる風邪薬」と言われるほど、効果が高いことで知られています。春菊に含まれるβカロテンはほうれん草よりも豊富で、皮膚や粘膜を保護し、免疫力を高める効果が期待できます。

また独特のクセがある香り成分は、自律神経に働きかけて副交感神経を優位にするため、リラックス効果があります。整腸作用、喉のケア、睡眠の質向上などが期待できます。

春菊にはミネラルもたっぷり。

カルシウムやカリウム、マグネシウム、鉄分などがバランスよく含まれています。カリウムは体内のナトリウムを排出する働きがあり、冬場のむくみ対策にも効果あり!

その他にも皮膚の健康を保ったり、免疫力を高めたりするビタミンC、疲労回復効果が期待できるビタミンB群なども豊富に含みます。

クセがあるものはカラダに良さそうなイメージがありますが、春菊はそのイメージ通りで、カラダにとって素晴らしい効果が期待できる実力派野菜。免疫力を上げておくことは、今の時代、自分を守るためにとっても大切なこと。旬の野菜、春菊を食べて、健康の土台作りをしっかりしていきましょう!

いかがでしたでしょうか?

次回は、お鍋だけではない春菊のレシピをご紹介します!お楽しみに!

■安井シンジのInstagram■
@shinji_healthcoach

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