ヨガのある生活で、毎日を心地よく。
心もカラダもハートフルになれる手のひらメディア。

こんにちは!皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
フードヘルスコーチの安井シンジです。

今年の梅雨は非常に短く、例年より早く夏が到来。急な暑さの訪れに少しお疲れ気味の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

僕ももうかれこれ30数年夏を経験しているのに、ここ最近は毎年「夏ってこんなに暑かったっけ?」って言っているような気がします・・・

疲れた時は、美味しい旬のものをいただいて精気を養うのが一番です。

さて、夏は色鮮やかな野菜たちが元気になるシーズン。
八百屋さんやスーパーにトマトやキュウリなどみずみずしい野菜たちが並び、なんだかワクワクしますね!

色々な野菜が旬を迎える8月ですが、今回ご紹介するのは「枝豆」。

枝豆といえば、お酒のお供!というイメージが強いですね。

ちびちびつまむ感じと、塩味と甘味のバランスがお酒のアテとして最適!でも、枝豆がお酒のお供になっているのには、栄養の観点からみても理にかなっているのです。

今回はそんな枝豆の知られざる実力と魅力を大公開しちゃいます!

「枝豆」は豆なの?野菜なの?どっちなの?

枝豆って日本人にとって、非常に馴染みがある食材ですよね。海外でもEDAMAMEは人気で、アメリカの有名シンガーが来日した時も「I love EDAMAME~」と叫んでいたのが印象的です。

高タンパクだけどヘルシーなので、最近ではお酒のアテだけではなく、健康志向の方に好んで食べられています。

今や世界で大人気の枝豆ですが、その正体、知っていましたか?

枝豆は実は大豆が大豆になる前の姿。

つまり成熟する前の大豆なのです。いわば子ども(=枝豆)と大人(=大豆)なのです。
(※実際には枝豆専用の品種・大豆専用の品種というように目的別に分かれて栽培されることが多いようです)

ということは、枝豆は豆???

いえ、それがちょっと違うのです。
植物学的な分類は豆ではありますが、農産物としての分類は野菜。

栄養的に見ても豆特有の栄養を持ちつつ、大豆が持っていない緑黄色野菜としての素晴らしい栄養も持っている。
つまり、枝豆は豆と野菜の両方のいいとこどりをした、かなり優秀な食材なのです。

素晴らしき「枝豆」の栄養素を大公開!

先ほどお話しした通り、枝豆はお酒のお供として出てくることが多いですね。

●ビールが美味しい夏に旬を迎えるから・・・
●塩味と甘味のバランスが絶妙だから・・・
●手軽でちびちびとつまめるから・・・

など様々な理由がありそうですが、もっと理にかなった理由が存在するのです。

実は枝豆には肝臓でアルコールが分解される時に欠かせない成分メチオニンが含まれ、肝臓のサポートをしてくれるのです。飲みすぎによる二日酔いを防いでくれる、お酒好きにはとってもありがたい存在です。

またメチオニンは脂肪燃焼効果も期待でき、ダイエットにも効果的!枝豆、スゴいです。

もちろん、枝豆には他にもたくさんの栄養が含まれます。

■タンパク質
カラダの基礎を作るタンパク質が豊富!
こちらは「畑の肉」と言われるほどタンパク質が豊富な大豆の良いところが現れていますね。
高タンパクだけどヘルシー!ダイエット・ボディメイク中の方にはピッタリです。

■ビタミンB1
糖質をエネルギーに変えるのを助けます。
スタミナ不足を解消してくれるため、疲労回復に効果的!
これからの季節、夏バテ防止として強い味方です。

■ビタミンB2
脂質をエネルギーに変えるのを助けます。
脂質の多い食事を摂っている方は特にしっかり摂りたい栄養素。
美肌作りに必須の栄養素で皮膚や粘膜の健康をサポートします。

■葉酸
葉酸はビタミンB12とともに赤血球をつくるため、造血ビタミンとも呼ばれます。
また細胞の生産や再生を助け、カラダの発育にも重要なので、妊娠中の方にも大切な栄養素です。
含有量は野菜類の中でトップクラス!

■カリウム
カラダの塩分(ナトリウム)を体外へ排泄するため、高血圧の予防に効果的です。
また利尿作用によって、夏場に起こりがちなむくみの解消にもつながります。

■イソフラボン
女性ホルモンに似た働きをするため、お肌のハリ・ツヤを保ち、シワ・たるみを改善します。
ホルモンバランスの乱れによる女性の心身不調などを和らげる効果も期待できます。

その他にもビタミンCや食物繊維などたくさんの栄養が含まれる枝豆。手軽に食べられて、カラダにも良いなんて最高ですよね!

皮の栄養も丸ごといただく「枝豆ブロス」

枝豆は皮にも栄養がたくさん。
枝豆を食べた後に残った皮を使ってベジブロスを作ってみましょう!

ベジブロスとは、野菜の皮や根、ワタなどを使って取る野菜の出汁。ファイトケミカルと言われる野菜に含まれる成分が溶けだし、抗酸化作用などカラダにとっても良い効果が期待できると最近注目されています。

ただし、皮や根の残留農薬の心配もあるため、よく洗うか無農薬のものを使うことをおススメします。

【枝豆ベジブロスの作り方】
<材料>
枝豆の皮 1袋分
その他、お好みの野菜の切れ端や皮、根 適量
水 1リットル程度
酒 小さじ1

1.野菜の皮・切れ端・根などをよく洗う
2.お鍋に1と水・酒を入れて弱火でコトコト30分ほど煮る(圧力鍋だと5分ほど)
3.熱が冷めるまで置いておき、冷めたらザルで濾して、出来上がり

スープの出汁として使ったり、枝豆ご飯を炊く時に使ったり、カレーのベースに使ったりと、色々な料理に使えます。

おススメの野菜は玉ねぎの皮や人参の皮・ヘタの部分、長ネギの根元などです。シイタケなど出汁が良くでるものを入れると、さらに旨味が増して美味しくなります。

野菜のファイトケミカルがしっかり摂れてカラダに良い上に、とっても美味しい!
是非お試しください。

いかがでしたでしょうか?

枝豆ってとても身近な存在だけれども、意外と知らないことも多かったのではないでしょうか?

旬の食材、季節の恵みを感じられるお野菜を食べて、心とカラダを元気にしましょう!

次回は枝豆を使ったレシピをご紹介します。お楽しみに!

\旬の果物や野菜のレシピもInstagramで公開中/
▼安井シンジのInstagramの記事&フォローはこちらから
@shinji_healthcoach

Lapre(LAVAオンラインストア)
PR

植物由来・無添加・
オーガニック生活をはじめるなら
ヨガする人のための Yoganic Life ヨーガニックライフ

体験レッスンも受付中レッスンのご予約はこちらから

この記事を書いた人