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食事も料理も、ヨガに通じる

こんにちは。フードヘルスコーチの安井シンジです。今回から【安井シンジの台所】として連載を担当させていただくことになりました。みなさん、よろしくお願いします。

ヨガや瞑想を通じて、自分と向き合う時間が大好きなヨガ男子。そして、心とカラダがよろこぶ料理を日夜考えている料理男子です。料理をすることは僕にとってマインドフルな瞬間であり、一種の瞑想です。

今回、このYogaFullにて僕がヨガ前後に食べている食事のレシピや、目的や時期によって食べて欲しい食材の紹介をしていくことになりました!是非、皆様の参考になればと思っています。

さて、早速ですが僕がなぜフードヘルスコーチになったのかをお話します。

きっかけは、ある言葉との出会い

ある時からカラダの不調を感じるようになり、「まぁ僕もいい歳だしな」 とそんなことを考えつつ、カラダについて色々調べるようになりました。その中で1つの言葉と出会いました。その言葉は、
「YOU ARE WHAT YOU EAT.(あなたはあなたが食べた物でできている)」

この言葉に初めて出会ったとき衝撃が走りました。食べた物が自分のカラダを作っている、という考え方はごくごく普通ではありますが、当時食事にそれほど気をつけていなかった僕にとっては、インパクトの強い言葉だったのです。

そこから食と健康に関するさまざまな書籍を読み漁り、アメリカの予防医学を学び、自らの食事も添加物フリーにし、野菜も極力オーガニックのものを選ぶようになりました。

食事の変化に伴い、体調が良くなったのはいうまでもなく、驚いたのは食べる量は変わっていないのにもかかわらず、体重が1か月で5kg以上も落ちたのです。過激な運動や無理な食事制限などはしていません。ただ、食べ物の質を変えただけです。

そしてさらに驚いたことは、その頃から心にも余裕ができ始め、いつもハッピーで安定した気持ちで毎日を過ごすことができるようになったのです。

この経験を通して、「YOU ARE WHAT YOU EAT.(あなたはあなたが食べた物でできている)」という言葉が、単に食べ物が私たちのカラダを作り上げているということだけではなく、私たちの心にも影響していると、僕は解釈するようになりました。

そして、「食の大切さをもっとたくさんの方に伝えたい」という思いが強くなり、さらに学びを深め、フードヘルスコーチとして活動するようになりました。

世界で注目を浴びはじめた「フードヘルスコーチ」とは?

フードヘルスコーチとは、文字通り食べ物を通して健康になるためのサポートをする職業です。ただ、僕自身はこの職業をもっと深い意味でとらえています。僕は、この世界に生きる人は全員、幸せになるために生きているのだと思っています。では、幸せになるために必要なことはなんでしょうか?

お金?愛?自由?

人によって答えは様々です。しかし、どんな答えであっても「健康」が大前提であるということは、皆さま理解していただけると思います。

では、健康になるために必要なことはなんでしょうか?
スポーツ?睡眠?ストレスを溜めないこと?

これも答えは様々ですね。ですが、僕は食事が土台にあると考えています。先に述べたYOU ARE WHAT YOU EAT. つまり、健康になるための土台は私たちのカラダを作る食事なのです。

僕は食事についての様々な知識をセミナーやSNSを通してたくさんの人に向けて発信し、時にはマンツーマンでの指導をすることで食事の大切さ、何を選びどう食べるのかが、その人にとって良いのかを伝えています。

僕にとってフードヘルスコーチとは、人々が「幸せになるため」の土台作りをお手伝いする職業なのです。

マインドフルな食事を通して、自分と向き合う

日々の生活の中には、マインドフルな瞬間がたくさんあります。

例えば、掃除をしているとき。部屋をキレイにすることに意識が向き始めると、他のことは頭に浮かばず時間を忘れてしまうこともあるかもしれません。

マインドフルな瞬間とは、そのことに意識を向けている瞬間、つまり、今ここに意識を集中させている瞬間のことです。

私たちの意識は移ろいやすいもの。過去の失敗や未来の心配事。はたまた面白い妄想をすることもあるかもしれませんね。そういったとき、あなたの意識は今ここにありません。マインドフルに時を過ごすことは、今この瞬間に意識を向け、この瞬間をありのままとらえることなのです。

そして、日常の中でも食事というのは、特にマインドフルな瞬間になりえるものだととらえています。

僕が考えるマインドフルな食事とは、食べる物・食べる行為に向き合うこと、つまり「どんな食材を選び、どんな風に調理をし、どんな盛り付けをし、どんな環境で食べるか」ということに意識を向け、自分の心とカラダがどう反応するのかしっかり観察することです。

しっかり噛み、食材の香りや味を感じ、楽しんでみてください。喉を通っていく感覚も感じてみてください。

また、今食べているものが自分のカラダの一部になっていく感覚を持ってみるのも面白いですよ。食べ物に対する感謝を持つことができるようになりますし、だんだんとカラダが喜ぶものを選び食べる食習慣に変わってくるはずです。

もちろん、好きな物をみんなでワイワイ楽しく食べることも時には必要だと思うので、自分のペースでマインドフルな食事にチャレンジしてみてください。大切なのは「無理のない範囲で」ということ。継続が大事です。ストイック過ぎると続きませんからね。

「YOU ARE WHAT YOU EAT.(あなたはあなたが食べた物でできている)」という根本的な考え方を心の片隅に置いて、是非、マインドフルな食事を日々の生活に取り入れてみてくださいね。
心とカラダが徐々に安定し、健やかな日々が送れるようになるはずですよ。

さて、次回からヨガ前後の食事のおすすめレシピを紹介していきます。
楽しみにしていてくださいね!

 

【安井シンジの台所】旬野菜「やわらかキャベツ」でデトックス!

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